第36回東海北陸理学療法学術大会

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大会長 石田 和人

理学療法は「技術および科学(art & science)」であるといわれます。その「姿」や「形」は、科学の発展、医療技術の進歩、また、社会のニーズに対応しながら、たえず変化します。しかし、理学療法それ自体は、生体に対して非特異的な物理刺激を与え、生体反応を導くことにより治療効果をもたらす技術であることを本質としており、そのことに何ら変わりはなく、これから先の時代においても、理学療法がアイデンティティーを担保しながら生き続けるものと思います。

一方、理学療法に関する学術活動は目まぐるしい勢いで進歩を遂げつつあります。本邦においては、数多くの大学院が設置され、毎年優秀な研究者が巣立っています。また、(公社)日本理学療法士協会では、学会組織を各専門分野に分化し、より専門的な学会運営が推進できる組織体制が構築されてきました。

こうした状況下において、理学療法の「技術」と「科学」を統合する方向性を見出してこそ、理学療法の本来の姿が生きるものと考えます。昨今は「科学的根拠に基づく医療(EBM)」が、無条件かつ不可欠な必要条件として認識されています。しかし、本当にEBMだけで、本来の理学療法が展開できるでしょうか。我々が、科学的理解と判断していることが、実は単なる思い込みに過ぎない幻想であったということは皆無でしょうか。時には客観性よりも主観性の方が重い価値を持つことはないでしょうか。目の前にいる患者こそが真実であり、教科書であって、ありのままを忠実に捉えることこそ、真のサイエンスではないでしょうか。

このような想いを託して本学術大会を企画させて頂きました。本大会では、理学療法の臨床、教育、地域などの現場において、肌で感じておられる技術と科学のクオリアを求めつつ、その現場でこそ見出すことのできる理学療法の「本当」を追求したいと考えております。

オリンピック・パラリンピックの開催後、まだその興奮が残る2020年11月7日(土)から8日(日)の2日間、名古屋国際会議場を舞台に充実した企画およびセミナー等、また多くの一般演題を集い、有意義な学術大会にしたいと考えております。皆様の積極的なご参加を心より歓迎申し上げます。

開催会場

名古屋国際会議場
〒456-0036
名古屋市熱田区熱田西町1番1号

事務局

大会事務局
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理学療法学科
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豊橋市牛川町松下20-1
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